| 平成15年4月1日 |
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| 冨澤龍一社長 入社式挨拶要旨 |
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| 三菱化学株式会社 |
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入社おめでとうございます。私は、極めて重要な時期に皆さんが社会人生活の第一歩を踏み出されたと考えています。現在、私達は世界史的にも意味の大きい時代の変化の中にいます。国際政治において、イラク戦争は、世界の人々に国連中心主義の今後のあり方に関して、大きな問題を投げかけています。経済においても、現代は産業と科学技術の大きな変革期にあり、中国経済が従来にない規模とスピードで成長するなど、大きな変化が起きています。こうした政治や経済の大きなうねりの中で、世界にしっかりとした日本の存在感を示す必要があり、どういう方向を目指し、何をしていくのか具体的なビジョンを示し、確実に行動することが国内外から強く求められています。
こうした時代の変わり目、社会構造の変化に当たり、若い力が大きな役割を果たしてきたことは、明治維新や第二次大戦後の経済復興という史実を見ても明らかです。皆さんの世代がこれからの日本を変えていく力があるかが真に問われています。
このような環境の厳しさや変化への対応の必要性は、三菱化学グループにおいても同様です。昨年3月期に未曾有の赤字を計上し、市場から厳しい評価を突き付けられて以降、私達は、「変わらなければならない」という意識の下に多くのことに着手、実行してきました。そして今後も、し続けていかなければなりません。三菱化学グループは今、新しい時代に向けて大きく舵を切りつつあります。この難局打開には、若々しい力を持って挑戦し続けていくことが不可欠です。いわば若々しい力を中心に据えて「斗う集団」であり続けることが望まれ、そのためには会社の中で最も若い力である皆さんが一日も早く、プロフェッショナルとして自立していくことが強く求められています。
三菱化学グループの挑戦する心は、昨年掲げた「革進する、実現させる」というグループ・モットーに鮮明に表れています。変革に向けて勇気と情熱を持って行動する姿勢と、常にお客様の立場で考え行動する顧客志向への強い思いを、モットーに込めています。モットーにある「ネットワーク」を広げることは特に皆さんにとって大切だと思います。それには他人の意見をよく聞き、相手をよく理解するために「よい耳」を持つこと、国際化が進む中で、コミュニケーション・ツールとして英語などの外国語をしっかりと身につけることが不可欠です。
今後、皆さんはそれぞれの職場において、このモットーの意味とそこに込められた思いを理解し、改革や挑戦の旗印、日々の行動指針として活用して下さい。若さは、何物にも替え難い力です。その力を三菱化学グループの将来のために存分に発揮されることを心から期待しています。しかし、若さだけでは力になりません。今の皆さんに欠けているのは、経験です。これは一朝一夕に得られるものではありませんが、仕事、職場、事業の歴史から自らが積極的に学びとることで早期に補うことは可能です。三菱化学グループの一員として、今日の気持ちを忘れず、自分を磨き、広げ、何事にも「革進する!実現させる!」気概を持って仕事に取り組んで下さい。
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| 以 上 |
| [本件に関するお問い合わせ先] |
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三菱化学株式会社 広報・IR室
TEL 03-3283-6274 |
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出席新入社員数 47名 |
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