| 平成15年2月25日 |
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| コーポレートR&TD新社の発足について |
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| 三菱化学株式会社 |
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三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:冨澤龍一)は、昨年11月に策定した経営計画大綱に基づき、当社グループの研究技術開発(以下「R&TD」という。)の総合力強化及びコーポレートR&TDの自立化を行うため、当社のコーポレートR&TD部門である科学技術研究センターを独立させ、既に分析・解析技術サービスを提供する機能を分社化したシーエーシーズ株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:楠元秀人)と統合し、コーポレートR&TD新社として新たに発足させることにいたしました。
当社は、企業の持続的成長を支える原動力は研究開発力にあるとの認識から従来から積極的なR&TDを展開してまいりましたが、平成12年7月、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)教授であるジョージ・ステファノポーラス博士を常務執行役員・CTO(Chief
Technology 0fficer)に起用し、以後、戦略的かつ大胆なR&TDの改革に取り組んでまいりました。
平成13年春には、当社内事業部門のビジネスに密接に関連したR&TDおよび技術サービスを行う事業部門直轄の各研究センターを設立、一方、三菱化学グループの基盤技術を深化・強化し、戦略的R&TDを行うため、科学技術研究センターを設立させました。同時にこれまでのプロセス開発重視型から製品開発重視型に変革するとともに、プロジェクト制を導入し、研究開発成果の早期かつ着実な実現に努めてきました。
一方、重要な基盤技術である分析・測定・解析等の研究分野については、平成12年1月、シーエーシーズ社として分離独立し、徹底したコスト意識と顧客意識に立った当社グループ各社への高度な分析技術サービスの提供と三菱化学のR&TDの強化に貢献してまいりました。
昨年11月に発表した経営計画大綱においても、R&TDについては、長期的視点に立った安定的な資源投入を行うと共に、テーマの重点化とその加速化を図りながら、当社グループ内の連携を取りつつ、お客様へソリューションを提供し、当社グループの総合力強化を図ることを重点方針として掲げております。今後の日本の化学産業は、中国の追い上げ等も加わり国際競争が激化する環境の下、どのような方向に進路を取り、どういう形でその役割、存在意義を見出していくかが、まさに問われています。その中で当社は、技術の高度化・複合化等、新しいR&TDのあり方を追求し、「新しい三菱化学の中心はR&TDにある」との強い認識に立ち、その強化を図っていくこととしております。
また、長期的視点が必要な重要な基礎・探索研究についても、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、京都大学国際融合創造センター、産業技術総合研究所等、国内外の有数の大学・研究所との積極的な提携等を行っています。
こうした方針に基づき、ここ数年間、ダイナミックかつスピーディに実施してまいりました一連のR&TD改革の総仕上げとして、今般、分析・解析等の研究・提供機能を先行して分離独立したシーエーシーズ社に、三菱化学のコーポレートR&TD機能を統合する形で、R&TD新社をスタートさせることといたしました。
今回の新社発足により、三菱化学グループのR&TD部門は、事業化推進のための強力な推進役としての使命がより明確となり、当社グループが持続的に事業発展することに大きく貢献するものと確信しております。
[新社の概要]
| 1. |
社名 |
未定 |
| 2. |
設立 |
平成15年7月1日(予定) |
| 3. |
本社 |
東京都千代田区 |
| 4. |
社長 |
今成 真(いまなり・まこと)〔現三菱化学常務執行役員 CTO〕 |
| 5. |
資本金 |
25.3億円 |
| 6. |
出資構成 |
三菱化学90%、当社グループ主要会社10% |
| 7. |
事業内容 |
化学全般に係わる研究、開発、分析、測定、調査等に関する事業 |
| 8. |
売上高 |
初年度約170億円(年換算) |
| 9. |
従業員数 |
約750名(全員三菱化学からの出向) |
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| 以 上 |
〔シーエーシーズ(株)の概要〕
| 設立 |
平成12年1月 |
| 社長 |
楠元 秀人(くすもと・ひでと) |
| 本社 |
神奈川県横浜市青葉区 |
| 資本金 |
3千万円 |
| 事業内容 |
分析・測定・解析・研究・調査の受託業務 |
| 売上高 |
約30億円 |
| 従業員数 |
約150名 |
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