掲載されているニュースについてのお問い合わせ先
三菱ケミカルグループ コーポレートコミュニケーション本部 電話:03-6748-7140

ニュースリリース
過去のリリース
ダウンロード
ニュースリリース
ニュースリリース 2003
平成15年1月6日
冨澤社長新年従業員挨拶骨子
三菱化学株式会社
 50年前の昭和28年、旧東邦化学工業を合併することにより四日市事業所が開設され、その3年後には旧三菱油化が誕生した。当社にとって半世紀前は、その後、大きな発展を遂げる石油化学事業分野に最初の歩を踏み出した大きな挑戦の時期であったといえる。時代の流れを読み、挑戦的していく企業家精神こそが、三菱化学グループ発展の原動力であることを50年前を振り返り、実感した。
 私は、昨年、三菱化学に戻ってから、自ら多くの現場を見、多くの方々と意見交換をし、得られた三菱化学グループの課題を自分なりに整理し、議論を重ねて11月に経営計画大綱としてお示しした。今年度から始まる「革進―Phase1(基盤整備)」の2年間は極めて厳しく舵取りの難しい時期だが、次の飛躍への布石を打つという私の強い想いを計画に込めたつもりだ。石油化学勃興期に発揮した勇気と先見性は、今の我々に遺伝子として受け継がれている。
 現在、私たちは極めて困難な状況に直面しているが、この困難を克服していく原点は、お客様の課題解決にあると確信する。それぞれの持ち場でお客様の満足の追求ということに、貪欲に、挑戦的に取り組むことが新しい何かを産み出していく。
新たな年、平成15年は、経営計画大綱を、「革進−Phase1」という具体的な2ヵ年の実行計画に落とし込み、それを現実化させる、実行第一の年と位置付け、私自身が皆さんの先頭に立って進んでいく決意を年頭に新たにした。
 今年度から始まる「革進−Phase1」の2年間は、経営基盤の整備を行うとともに、次なる成長・飛躍への足固めのための重要な期間に当たる。収益を確保しながら、事業ポートフォリオ改革を断行するとともに、財務体質の改善を実現させるという、時に相容れないこれら3つの課題を同時に成し遂げていかねばならない、大変難しい時期である。
 経営者として、自ら知恵と勇気をもって挑戦することが誰よりも問われているが、皆さんも一人ひとり、それぞれの業務において創意工夫を凝らし、失敗を恐れず挑戦していくことが、計画の実現につながるととらえてほしい。これまでを振り返っても、計画を決めることより、それを実行することの方が比較にならないほどのエネルギーと知恵が必要である。
 「革進する、実現させる」1年目の年としては、昨年、取引先交流会等の場でご提案し、お約束したことを、今年はお客様の目に見える形で実現させなければならない。お客様の課題解決の視点に立った、新しい取り組みやグループの総合力を駆使したソリューション提供などのアクションを、お客様に十分実感して頂けるように展開していく必要がある。その意味においても今年は、三菱化学グループの知恵と行動力の真価を問われる年であり、その期待に応えていくことが我々の新しい途を拓いていくと認識しよう。加えてお客様からの信頼の基盤であり企業存立の大前提である「安全操業の確保」と「企業倫理の重視」も年頭に当たり強くお願いしたい。
  100年前の1903年、ライト兄弟が人類で初めて動力飛行に成功した。1分にも満たない飛行だったが、何としてでも空を飛ぶのだという目標に向けての不屈の挑戦者魂と、これに裏打ちされた知恵と情熱とが結実した、短くはあっても極めて感動的なテイク・オフであったと想像する。
「革進する! 実現させる! 〜お客様と、そして私たちの歓びのために〜」というグループモットーは、私たちの挑戦する精神の合言葉であり、昨秋策定した経営計画大綱と、今春策定する実行計画「革進−Phase1」は、三菱化学グループを何としても日本の化学産業のリーダーとして再生復活させるという我々の未来への宣言である。是非、今年を私たち自身がテイクオフを実感できるような一年にしていこう。心を引き締め、今年一年、全員一丸となって走り出していこう。
以 上 
back to top