| 平成13年10月25日 |
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メタロセンランダム共重合PP「ウィンテック」の販売開始について |
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| 日本ポリケム株式会社 |
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日本ポリケム株式会社(本社:東京都千代田区、社長:坪井孝?ョ)は、自社開発のメタロセン触媒技術による超低融点の新規プロピレン・エチレン・ランダム共重合体(RCP)(商標:ウィンテック、WINTEC
)を発売することと致しました。
今回発売するのは融点125℃を有する3製品で、無延伸フィルム(CPP)及び二軸延伸フィルム(OPP)用のシーラント(熱融着シール用フィルム)材が主な用途であります(添付資料参照)。他の用途についても製品化に向け取り進め中であり、3年後には年間5万トン規模の販売を見込んでいます。
メタロセン触媒による超低融点RCPは既存の類似製品と比較して、透明性、剛性、耐熱性などの物性や耐溶剤性、成形性などが優れるばかりでなく、臭気、味、ベタツキ性なども改善していることから、食品包装等多くの分野への応用が期待できます。特に融点が低いので、例えばシーラント材としては従来品よりも封止温度を約10℃低下でき、シール性の向上による内容物の品質保持性の改善と共に、生産性の大幅な向上に繋がります。
メタロセン技術は新世代ポリオレフィン技術として、ポリエチレン(PE)では実用化が進んでおりますが、ポリプロピレン(PP)では、特に超低融点RCPについては、製造が困難なため商業化の前例がありません。しかし、当社は世界に先駆けて、昨年、自社開発触媒を用いた量産技術の確立に成功しました。その後の多方面に亘る商業化検討において、充分な市場性を確認しましたので、今般「ウィンテック」の商品名で本格販売を開始することと致しました。
他の用途分野として押出ラミ、射出成形、シート、繊維、不織布などでも、特徴的で良好な市場評価結果が得られています。当社は、今後、「ウィンテック」の更なる用途展開を進め、順次グレードを拡充していきます。
これに引き続き、プロピレンブロック共重合体(ICP)の材料並びに製造技術の開発も進めており、既に上市済みの超低密度ポリエチレン(VLDPE、商品名:カーネル)以下のポリエチレンを含め、メタロセン技術に関連する総合的な技術開発および事業化を今後鋭意進めていく方針でおります。
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| 以 上 |
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