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調査の経緯と報告書の提出
当社では、今回のタンク保管PCBの処理計画を検討、策定するにあたり、当事業所内のPCB製造施設跡地(別図3ご参照)及びその周辺の土壌及び地下水の調査を行い、併せてこの調査結果を三重県並びに四日市市にご報告いたしました。
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調査内容
PCB製造施設跡地及びその周辺(当該跡地に隣接する事業所敷地外を含む)の51地点でボーリングを行い、土壌及び地下水の調査を行いました。調査項目は土壌のPCB溶出値、土壌のPCB含有量及び地下水のPCB濃度であります。
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調査結果
PCB製造施設跡地の一部でPCBを含有した土壌が認められ、その土壌からは少量のPCBの溶出が確認されました。(溶出値 0.0005〜0.014mg/リットル)
また、PCB含有土壌の近傍の地下水からも少量のPCB(0.0007〜0.071mg/リットル)が検出されましたが、事業所敷地外及び敷地境界ではPCBは検出されず、事業所敷地外への影響はないものと考えております。
| 注: |
(イ)土壌の溶出環境基準:検液中に検出されないこと(検出限界値0.0005mg/リットル)
(ロ)地下水濃度環境基準:検出されないこと(検出限界値0.0005mg/リットル) |
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汚染の推定原因
環境基準を超えてPCBが検出された地点がPCB製造施設跡地内に限られていることから、汚染の原因としては製造時の一時的な漏洩や昭和47年から行ったPCBの回収、洗浄作業中の漏洩により局地的な汚染があったものと推定しています。
なお、保管タンクについては、保管開始以降、法定点検に加えて毎月1回の自主点検及び毎日のパトロール点検を実施しており、漏洩等は発生しておりません。 |
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今後の対応
行政当局のご指導を得ながら、一部の裸地からの雨水の浸透防止、監視井戸の設置によるモニタリング、PCB濃度の高い部分についての一部土壌の入れ替えなどを検討、実施してまいります。
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