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ニュースリリース 2001
平成13年8月30日
プラクティススク−ルの実施について
三菱化学株式会社
 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:正野 寛治)は、学生の学外実習であるプラクティススクール(PS)を実施し、本日実習地において最終報告会を行いましたのでご報告します。本年は 米国マサチューセッツ工科大学(MIT)化学工学科大学院の学外実習プログラム(MIT-PS)を京都大学も参加して水島地区で、また別途、横浜地区で東京大学単独のプラクティススクールを実施いたしました。当社は、特にMIT−PSについては、1997年以来実施していますが、産学協同のあり方を考える上でモデルケースの一つになると考えられています。今回のPS実習地及び参加者は、以下の通りです。

  ・科学技術研究センター水島地区(水島事業所内)   MIT8名/京都大学4名
  ・科学技術研究センター横浜地区   東京大学6名
(大学院生)

1.PSについて
 プラクティススクール(PS)は、MIT化学工学科大学院の学外実習プログラムです。参加学生は教室で理論や原理原則を学ぶだけではなく、学んだことを企業が直面している課題解決に応用する経験を通じて、より高い教育効果をねらう産学協力の教育システムです。MITでは、この学外実習を選択した学生は、通常の修士論文の代わりに3−4ヶ月間、このPSで実習を経験し、授業とあわせて厳しい基準をパスすれば、修士の資格を与えられます。従って 会社見学に近い通常の短期のインターンシップと異なり、学生は優秀な成績をとるために短期間に集中して課題解決することが求められます。
 このMITのPS制度は1916年に始まり、80年以上の歴史を有しています。最近ではダウケミカル、メルク、GEプラスティック等の米国の著名な化学会社が実習場所(station)として選ばれており、日本では当社が唯一選ばれています。

2.当社におけるPSの経緯
 今日、世界の化学産業のグロ−バル化がますます進展していく中で、海外企業での実習も教育上非常に有益であるというMIT側の認識がありました。また、当社がMITとこれまで委託研究等を通して幅広い信頼関係を深めてきたこと及び当社が日本最大の総合化学会社であり、プロセス開発、モデリング、最適化等の幅広い技術を有し、最先端の技術開発を行っていることから、1997年に米国以外で初めての実習場所に選定され、以降、水島事業所において成功裏に継続しております。
 国内の大学にも積極的に参加を呼びかけ、1999年には東京大学、本年は京都大学がMITのPSに合流する形で実施しております。また、本年は生産拠点での課題解決に加え、科学技術研究センターの横浜地区において東京大学単独のPSを開催し、研究開発段階の課題にチャレンジしてもらいました。
 当社にとりましても、本PSは、現実に直面している課題を優秀で勤勉な学生と当社技術者が協力して検討を進めることにより、課題の早期解決を図る等の直接的な成果に加え、特に若手技術者にとっては、最新技術(手法)の修得、異なる背景のGr間での仕事の取り進め方における相違の理解と相互学習の促進、社外とのネットワ−クづくり等の間接的効果にも非常に大きな意味があると思っております。

3.本年の当社におけるPS活動
 以上の経緯から本年は水島事業所内の科学技術研究センター水島地区においてMIT/京大のPSを、科学技術研究センター横浜地区(神奈川県横浜市)において東京大学のPSを平行して実施いたしております。

【水島事業所】
PS開催教官のプロフィ−ル
  T. Alan Hatton, : MIT 化学工学科教授、1989年より、MIT-PSの担当教授。ウィスコンシン大学卒(Ph.D),専門分野は分離プロセス及び界面化学。
  Wiliam H. Dalzell : MIT化学工学科講師。水島地区でのMIT-PSの教官(Director)。MIT卒(Ph.D)。
  Brian M. Baynes : MIT化学工学科博士課程在籍中。本MIT-PSの教官補佐(Assistant Director)。専攻は生物工学、生物情報工学。
  橋本 伊織 : 京都大学大学院工学研究科教授。京都大学PSの担当教授。
京都大学卒。工学博士。専攻はプロセスシステム工学。
  長谷部 伸治 : 京都大学大学院工学研究科助教授。京都大学PSの担当助教授。京都大学卒。工学博士。専攻はプロセスシステム工学。
  加納 学 : 京都大学大学院工学研究科助手。京都大学学生の担当教官。京都大学卒。工学博士。専攻はプロセス制御、プロセスデータ解析。

PSのスケジュ−ル
  06月15日(金) 教官来日 (2人)
  07月02日(火) 学生来日 (8人)
     
  07月09日(月)
08月03日(金)
前半プロジェクト;2人/チーム×4プロジェクト
  08月9日(月) 課題説明(三菱化学から)
  08月12日(木) 取り組み方針説明(学生から)
  08月23日(水) 中間報告会(学生から)
  08月02日(木) 最終報告会(学生から)、京都大学化学工学専攻学生合流。
  08月03日(金) レポ−ト提出
     
  08月06日(月)
08月031日(金)
後半プロジェクト、MIT2人+京大1人/チーム×4プロジェクト
  08月06日(月) 課題説明(三菱化学から)
  08月10日(金) 取り組み方針説明(学生から)
  08月20日(金) 中間報告会(学生から)
  08月30日(木) 最終報告会(学生から)
  08月31日(金) レポート提出
  09月01日(土) 学生出国


【横浜地区】
PS開催教官のプロフィ−ル
  山口由岐夫 : 東京大学大学院化学システム工学専攻教授。
京都大学卒(Ph.D) 専攻は化学工学、非平衡熱力学。
  山口猛央 : 東京大学大学院化学システム工学専攻講師。
東京大学卒(工学博士) 専攻は分離膜等の膜工学。
  前之園信也 : 東京大学大学院化学システム工学専攻助手。
東京大学卒 専攻は機械工学。

PSのスケジュ−ル
  7月23日(月) オリエンテーション、テーマ説明(三菱化学から)
  7月26日(木) 取り組み方針説明(学生から)
  8月10日(金) 中間報告会(学生から)
  8月30日(木) 最終報告会(学生から)
  8月31日(金) レポート提出


4. 当社でのPS受け入れの歴史
  1997年 MIT学生7名 先生2名 テ−マ数 6
  1998年 MIT学生8名 先生2名 テ−マ数 8
  1999年 MIT学生10名 先生2名+東京大学学生5名、先生1名、 テ−マ数 9
  2000年 MIT学生8名 先生2名 テ−マ数 8
  2001年 科学技術研究センター水島地区
MIT学生8名 先生2名+京都大学学生4名、先生1名、
科学技術研究センター横浜地区
東京大学学生6名 先生2名
*学生は大学院生です。
*1997年から2000年までの実習地は、水島です。

テ−マ数 8

テ−マ数 3

以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-6274
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