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ニュースリリース 2001
平成13年2月19日
カリフォルニア大学サンタバーバラ校との、
先端機能材料と固体照明・ディスプレー分野における包括的な研究開発提携について
三菱化学株式会社
 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:正野 寛治)は、この度米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB、米国カリフォルニア州)との間で、先端機能材料と固体照明・ディスプレー(Solid State Lighting and Displays)の2分野における包括的・学際的な研究開発提携について基本的に合意しました。両者は、本契約締結に合わせ同大学内に「三菱化学先端材料研究センター: Mitsubishi Chemical - Center for Advanced Materials」(略称 "MC-CAM")を設置し、共同研究開発を行っていきます。三菱化学が拠出する研究開発資金は、最終的にMC-CAMにより選択されたテーマの研究に活用されます。また三菱化学は、資金拠出した研究の成果を独占的に使用する権利を持つこととなります。

 UCSBは、先端機能材料の分野で世界でトップクラスの研究レベルにあり、それは数々の重要なブレークスルーを生み出したことに表れています。中でも昨年、UCSBの材料部門(Material Department)に所属しているヒーガー教授(Prof. A. Heeger)とクローマー教授(Prof. Kroemer)の2教授がノーベル賞を受賞しています。(ヒーガー教授は化学賞、クローマー教授は物理学賞)。三菱化学は、UCSBの教授から提示される高度な研究テーマの中から、グループのコアビジネス戦略に合致したテーマを選択し、MC-CAMにおいて共同研究を行い、成果を事業化していきます。三菱化学で考えている研究テーマとしては、以下の通りです。

  • 先端的なオプトエレクトロニクス材料・デバイスの新規デザイン、
  • 有機半導体、EL(エレクトロルミネッセンス)、
    LED(発光ダイオード)、
    TFT(薄膜トランジスタ)、
    レーザー及び光通信用材料
  • バイオ材料及びバイオセンサー
  • ナノテクノロジー
  • ナノレベルの高度精密生産技術
  • 族化合物半導体

 MC-CAMにおいては、MCCのCTOであるステファノポーラス教授とUCSBの工学部長であるティレル教授を中心に組織される統括会議(Governing Board)で研究戦略と方向性を決定し、UCSBのフレドリクソン教授(MC-CAMのDirector就任予定)と、三菱化学の米国における研究開発現地法人であるMC-RIC社(MC Research & Innovation Center, Inc.、本社:米国カリフォルニア州)の吉江 建一社長(MC-CAMのCo-Director就任予定)が運営していきます。

 加えて三菱化学は、UCSB内に設置されている同大学の「固体照明・ディスプレー研究センター:Center for Solid State Lighting and Displays(Director:中村 修二教授)」に資金を拠出することも決定しました。本資金により三菱化学固体照明・ディスプレーの教授ポスト(Chaired Professorship)が創設され、同研究センターの研究活動をサポートしていきます。また、三菱化学は、同研究センターにおける研究成果を他のスポンサーとともに使用する権利を得ることとなりました。

 三菱化学は、5年間で、2分野合計で15百万US$(約17億円)、内MC-CAM関連で12.5百万$(約14億円)及び固体照明・ディスプレー研究センター関連で2.5百万$(約3億円)の研究資金を拠出する予定です。

UCSBとの2分野における包括的な研究開発提携により、三菱化学は、グループの研究活動をより高い科学技術レベルで効率良く実施し、より広範囲の事業化を目指すことができるようになります。

■為替レート・・・\118換算



以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-6274
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