| 平成12年11月14日 |
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| 弊社開発医薬品の米国販売開始について |
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| 三菱東京製薬株式会社 |
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三菱東京製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:冨澤龍一)が開発し、米国TBC社(テキサス・バイオテクノロジー・コーポレーション)に技術供与した合成抗トロンビン剤「ノバスタン」(一般名:アルガトロバン)の販売先であるスミスクライン・ビーチャム社(
本社: フィラデルフィア市)が、平成12年 11月13日、米国内において販売を開始しましたのでお知らせいたします。 販売名は、一般名をそのまま使用した「アルガトロバン注」(Argatroban
Injection)です。適応症については、へパリン誘導性血小板減少症(HIT=Heparin Induced Thrombocytopenia)を伴う患者における血栓症の予防と治療のための抗凝固剤として、去る平成12年6月30日に米国FDAより承認を取得いたしました。
アルガトロバンは、トロンビンに対して可逆的、選択的で強力な阻害作用を示すことにより、血液凝固系活性化の最終段階であるフィブリンの血管内での生成を抑制致します。
日本では第一製薬株式会社と共同開発を行い、平成元年に慢性動脈閉塞症を適応症として承認され、さらに平成8年には脳血栓症急性期に対する使用も認められ、臨床の医師から血栓形成抑制剤としての有用性が高く評価されています。へパリン誘導性血小板減少症(HIT)とは、動物由来の血液凝固抑制剤であるへパリンを比較的長期に使用するケースにおいて、へパリン・血小板複合体に対する抗体が生成することで発症し、軽症の場合は血小板の減少、重症の場合は新たな血栓を形成し、四肢の壊死、さらには死亡も高い頻度で発生すると言われている疾患です。
日本では比較的患者数が少ないと言われていますが、米国ではへパリン使用患者約1200万人のうち3%約36万人程の患者の発生が予測され、医原病のひとつと認識されています。
なお、スミスクライン・ビーチャム社は、HITの危険性を警告するとともに、当該疾患の診断・予防・治療に関する「医学教育プログラム」を提唱する計画を同時に発表しています。また、弊社より学術・販売担当者1名をスミスクライン・ビーチャム社に派遣し、同社の販売促進活動に参加して、米国におけるノバスタンの普及に協力していきます。
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| 以 上 |
| [本件に関するお問い合わせ先] |
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三菱東京製薬株式会社 総務部 広報グループ
TEL 03-3241-7905 |
三菱化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-6274 |
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