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ニュースリリース 1999
平成11年08月05日
新製法によるポリカーボネート(PC)樹脂製造設備の新設について
三菱ガス化学株式会社
三菱化学株式会社
三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社
 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大平 晃)、三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:正野 寛治)及び三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社(本社:東京都中央区、社長:福谷 秀夫)は、かねてよりポリカーボネート(PC)樹脂の新製法について共同開発を行ってきましたが、この度、新製法を用いた製造設備を新設することと致しました。

 PC樹脂は、透明性、耐熱性、耐衝撃性、強靱性等に優れた代表的なエンジニアリングプラスチックで、金属やガラスの代替として順調に需要を伸ばしています。また、最近ではコンパクトディスク等の光学用途での需要が拡大しています。

 3社は、PC樹脂の新製法について共同開発を行ってきましたが、この度、その開発に成功致しました。新製法の概要は次の通りです。

  1. PC樹脂の中間原料であるディフェニルカーボネート(DPC)を独自の技術で製造します。
  2. DPCとビスフェノールA(BPA)を両社で共同開発した独自の技術で溶融重合させることでPC樹脂を製造します。
  3. 1.2のプロセスにより、従来溶媒として用いられていた塩化メチレンを使用せずにPC樹脂を製造できるため、環境問題に応える新しいプロセスとして期待されます。
 これらの開発成果を元に、まず三菱化学の黒崎事業所内に平成12年末稼働を目標に年産2万トンの製造設備を新設致します。引き続き、三菱ガス化学の鹿島工場内に大型の製造設備を新設する予定です。現在、両社は、国内では、鹿島(年産2.5万トン、三菱ガス化学)、大阪(年産2.5万トン、三菱ガス化学)、黒崎(年産2万トン、三菱化学)の3ヶ所に製造拠点を有していますが、今回の新設により、鹿島及び黒崎と東西の拠点が強化されることになります。

 また、現在両社のPC樹脂のコンパウンド加工と販売は、両社の折半出資会社である三菱エンジニアリングプラスチックスが行っていますが、平成12年末には海外(韓国:三養化成社(年産4万トン内三菱化学引き取り分2万トン)及びタイ:タイ ポリカーボネート社(年産5万トン))を含めて年産16万トンの供給能力を有することになり、更なる事業展開を図って参ります。
以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱ガス化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-5041
三菱化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-6274
三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 管理部
TEL 03-3278-5801
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