| 平成11年7月21日 |
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胆汁酸排泄促進作用による高コレステロール血症治療剤
「コレバイン顆粒70%」「コレバイン錠500mg」の新発売について |
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三菱化学株式会社
東京田辺製薬株式会社 |
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三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:正野寛治)と東京田辺製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:浅井一平)は、胆汁酸排泄促進作用による高コレステロール血症治療剤コレスチミド(一般名)を共同開発してきましたが、この7月21日より東京田辺製薬株式会社および山之内製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:小野田正愛)の2社を通じて「コレバイン顆粒70%」および「コレバイン錠500mg」の製品名で、新発売致しました。
「コレバイン」は、胆汁酸(コレステロールからつくられる)の肝臓への再吸収を阻害することにより、肝臓におけるコレステロールから胆汁酸への合成を促進させる作用があります。その作用により、臨床的には血中の悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを著明に減少させ、善玉であるHDLコレステロールを増加させます。
また「コレバイン」は体内に吸収されずに胆汁酸を吸着し、服薬した全量の「コレバイン」とともに胆汁酸を便中に排泄します。このため、重篤な副作用の可能性が少ないといわれています。
高脂血症の治療の基本は、食事療法と運動療法にありますが、「コレバイン」の作用メカニズムは、食事中に含まれるコレステロールの吸収も抑制することから、食事療法の強化が期待されています。
「コレバイン」は高い胆汁酸吸着能の達成により、従来の胆汁酸排泄作用による高コレステロール血症治療剤に比べ服薬量が1/3〜1/7となり、錠剤と合わせて、水に懸濁せずにそのまま服用できる顆粒剤も開発されていることから服薬コンプライアンスが改良されています。
その点が評価され、薬価は有用性加算IIが適用され、「コレバイン錠500mg」1錠:47.3円、「コレバイン顆粒70%」1g:66.3円となりました。
わが国における現在の高脂血症治療剤市場は約3,000億円ともいわれており、HMG-CoA還元酵素阻害剤、フィブラート系製剤が薬物療法の中心となっていますが、「コレバイン」はこれらの薬剤と全く異なる作用機序を有するために、本剤の単独療法ばかりではなく、HMG-CoA還元酵素阻害剤などとの併用療法にも有用であると期待されています。
今後、この「コレバイン」を大型製品として育成していくことを目指しています。
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| 以 上 |
| [本件に関するお問い合わせ先] |
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三菱化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-6274 |
東京田辺製薬株式会社
総務部広報グループ
TEL 03-3241-7905 |
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| 製品名 |
コレバイン顆粒70% (CHOLEBINE)
コレバイン錠500mg |
| 一般名 |
コレスチミド (colestimide) |
| 効能・効果 |
高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症 |
| 用法・用量 |
「通常、成人にはコレスチミドとして1回1.5gを1日2回、朝夕食前に、水とともに経口投与する。ただし、症状、服用状況を考慮して朝夕食後投与することもできる。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高用量は1日4gとする。」
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| 規格・包装 |
| コレバイン顆粒70%: |
100包(2.14g×100包)、
300包(2.14g×300包) |
| コレバイン錠500mg: |
100錠(10錠×10)、
500錠(10錠×50) |
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| 保険薬価 |
コレバイン顆粒70%:1g 66.30円
コレバイン錠500mg:1錠 47.30円 |
| 発売日 |
1999年 7月21日 |
| 製造元 |
三菱化学株式会社 |
| 発売元 |
東京田辺製薬株式会社
山之内製薬株式会社 |
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