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ニュースリリース 1999
平成11年1月19日
抗うつ薬MCI−225の共同開発について
三菱化学株式会社
大正製薬株式会社
 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:三浦 昭)と大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区、社長:上原 明)は、この度、現在三菱化学が開発中の抗うつ薬MCI−225を共同で開発することに同意致しました。

 三菱化学は、積極的に中枢領域の研究開発に取り組んでまいりましたが、大正製薬も中枢領域を重点分野の一つとしていることから、今般、両社が中枢分野に持つ経験とノウハウの相乗効果を図るため共同開発を行うことと致しました。

 うつ病の潜在患者数は一般に総人口の3%〜6%と言われており、日本では約700万人、米国では約1,300万人と推定されています。今後更に潜在患者数は増加するものと予想され、有用な抗うつ薬の開発が待たれています。

 MCI−225は、複数の作用機序を持つ新規な抗うつ薬で、現在三菱化学において国内のうつ病患者を対象としたPII段階の臨床試験を実施中です。各種の薬効評価試験において強い抗うつ作用が確認されており、その作用機序は、神経伝達物質であるノルアドレナリンの再取り込みを選択的に抑制することに加えて、セロトニン3受容体に作用することで神経の働きを活性化するものです。非臨床試験で、従来の抗うつ薬に認められないストレスに拮抗する作用を示していること、抗コリン作用が認められないことから、新しいプロフィールを持ち、問題とされる副作用の発現が少ない抗うつ薬になることが期待されます。

 現在MCI−225はPIIの段階にありますが、今後の非臨床試験及びPIII以降の臨床試験を両社共同で行うことにより、臨床開発の効率化が図られるものと考えております。なお、将来製造承認が得られれば、二社併行販売を行うことになりますが、現在のところ2005年の上市を目標としております。
以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-6274
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