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ニュースリリース 1998
平成10年11月24日
南ア・SASOL社へのノルマルブタノール技術ライセンス供与について
三菱化学株式会社
 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:三浦 昭)は、このたびSASOL社(本社:南アフリカ共和国:ヨハネスブルグ、社長:Pieter Cox)との間で、当社のノルマルブタノール(以下「NBA」と記載)の生産技術を供与するとともに、SASOL社のNBAプラントにて生産されるNBAの一部を当社が引き取るとの合意に達しました。

 当社がSASOL社に供与する技術は、NBA15万トン/年の生産に関するもので、SASOL社は2001年半ばを目標に、同社の主力工場がある南アフリカのSecunda地区にNBAプラントを建設することとしています。当社は、同プラントにて製造されるNBAの一部を引き取り、販売を行なう予定であります。
 なお、同プラントの基本設計には、当社100%出資の三菱化学エンジニアリング社が全面的に協力する予定であります。

 当社は、長年にわたり、オキソアルコール技術をコア技術と位置付け、同技術の開発、発展を進めてきており、世界的にも高い評価を受けております。
 一方、SASOL社は、世界有数の石炭生産会社として知られておりますが、近年、最先端をゆく独自の石炭液化技術により得られる安価な原料を基に、化学事業分野への積極的な投資を行ってきております。現在、同分野ではアフリカ最大の事業規模を有しておりますが、世界市場をターゲットにしたグローバルな化学企業として、今後一層の成長が期待されております。特に同社は、アルコール及びその誘導品事業(SOLVENTS事業)をコア事業と位置付け、積極的に世界展開を図っており、アセトン、ノルマルプロパノール等の分野で、既に世界有数のシェアを有しております。NBAについても、今後世界的に成長が期待される戦略製品と考え、競争力あるプロピレンを基に起業化を計画、このたび三菱商事社を通じて、当社にNBAの技術提供を要請してきたものであります。
 同要請に対し、当社は、技術供与を行うことに対し製品の引取権を有する、という新しい形態の提携を行うことで、当社のオキソアルコール事業戦略に合致するものと判断し、今回の合意に至った次第であります。
以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-6274


SASOL社の概要

1. 設  立:1950年(昭和25年)
2. 資 本 金:1533MM RAND(約360MM$)
3. 社  長:Pieter Cox(55歳)
4. 従業員数:約25,000名(1998年6月現在)
5. 事業内容(1998年度 1997/7〜1998/6):

石炭/石炭液化
化学品
石油精製
その他
売上高(MM$)
2,200 
1,700 
800 
100 
比率(%)
46 
36 
16 
2 
1998年度経常利益 約500MM$
6. 化学品事業における主要製品
  ・各種ソルベント
  ・α−オレフィン
  ・ポリエチレン
  ・ポリプロピレン
  ・アクリロニトリル
  ・ワックス
  ・火薬
  ・爆薬
  ・カーボン
  ・肥料
7. 当社との関係
  ・当社は、SASOL社よりα−オレフィンを購入し、
  日本国内各社への転売を、1994年より実施中
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