| 平成10年11月19日 |
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| 水島事業所における塩化ビニル樹脂製造設備の一部停止について |
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| 三菱化学株式会社 |
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三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:三浦 昭)は、このたび化成品カンパニーにおける塩化ビニル樹脂事業の体質強化を図るため、平成11年3月末日をもって、水島事業所における同樹脂の製造設備2系列約16万トン/年のうち、1系列6万トン/年を停止することといたしました。
当社は、現在四日市(生産能力約13万トン/年、うちペースト用約3万トン)及び水島の両事業所において、塩化ビニル樹脂の製造を行っておりますが、同樹脂事業を取り巻く環境は、国内においては、昨年後半からの景気後退等により需要が縮小し、販売価格が大幅に低下しております。当社は、現在約15%の減産を行っているため、生産コストが上昇、また、アジア市場における需給バランスが軟化していることにより、国際市況が低迷、さらに最近の急激な円高も加わって、輸出採算が悪化しており、収益的に極めて厳しい状況に置かれております。
かかる状況の中、当社は、これまでも東亞合成社との生産提携、物流の合理化、人員の効率化等、塩ビ事業の競争力強化のため様々な対策を行ってきております。今回の塩化ビニル樹脂製造設備の一部停止も、現段階における適正な生産能力及び人員による事業運営を行うことで、収益の改善を図ろうとする施策の一環であります。同時に、現在同事業を取り巻く環境が一段と厳しくなる中で、生産能力の過剰感が高まっており、塩ビ業界全体として抱える構造的課題を改善する先鞭となればと考えております。
当社は、今後も従来通りの販売活動を続けて参りますが、事業の黒字化を達成すべく、基礎原料であるエチレン事業との相乗効果を図るとともに、他社とのアライアンスについても、引き続き検討を行って参ります。
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| 以 上 |
| [本件に関するお問い合わせ先] |
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三菱化学株式会社 広報室
TEL 03-3283-6274 |
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