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ニュースリリース 1998
平成10年9月3日
大腸菌O157LPS抗体検出の体外診断薬 O157チェック「LPS抗体」の新発売のお知らせ
三菱化学株式会社
塩野義製薬株式会社
 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:三浦昭)及び塩野義製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:塩野芳彦)は、大腸菌O157LPS抗体検出試薬「O157チェック『LPS抗体』」を8月24日に発売しました。

 本品は腸管出血性大腸菌O157感染の診断に用いるキットで、ラテックス凝集法により血清中の大腸菌O157のLPS(リポポリサッカライド)に対する抗体を10分以内に検出できる体外診断用医薬品です。

 腸管出血性大腸菌O157感染は、発熱、嘔吐、下痢等の症状を呈し、児童や老人のように免疫力の低い人が感染した場合には重篤な溶血性尿毒症症候群を引き起こすこともあります。そのため、臨床上速やかな検査および確認が必要です。

 従来は、腸管出血性大腸菌O157感染の診断として、便を用いた大腸菌O157の分離培養・同定が最も一般的な検査として行われてきました。しかし、便培養法のみでは、必ずしも大腸菌O157感染を正確に確認できません。さらに便培養による検査では、検出に最低3日程かかります。

 今回発売した「O157チェック『LPS抗体』」は、大腸菌O157の細胞膜成分であるLPSに対して感染者に出現する抗体に着目して、この抗体を簡便、迅速に検出するもので、大腸菌O157感染の早期診断の指標として有用な診断薬です。

 本品は、三菱化学(株)が開発し、(株)ヤトロンと技術提携して三菱化学(株)の関連会社の(株)ユカ・メディアスが製造を行い、塩野義製薬(株)が販売致します。

 「O157チェック『LPS抗体』」の概要は次の通りです。


1.製品名   O157チェック「LPS抗体」(1キット、25回測定用)
  製造承認取得 1998年6月29日

2.特徴
(1) 約10分間で結果が判明する迅速簡便なキットです。
(2) ELISA法による血清抗体検査との比較では、一致率は約95%であり、特異性、および感度も良く、他の大腸菌抗原血清型との交差反応はほとんどありません。

3.効能・効果
  血清中の大腸菌O157LPS抗体の検出

4.測定方法
(1) 血清20μLに添付の希釈液400μLを加え攪拌する。
(2) 上記(1)で調整した検体をサンプラーで2滴(約80μL)添付のスライド板上に滴下しラテックス試薬1滴(約40μL)を添加する。
(3) サンプラーの頭部で混和後スライド板をゆっくり3分間揺動し凝集の有無を肉眼で判定する。

5.希望納入価
  40,000円(保険点数未収載品)
以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱化学株式会社 診断事業部
TEL 03-5463-0751
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