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ニュースリリース 1998
平成10年8月31日
CD−R事業の強化について
三菱化学株式会社
 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:三浦 昭)は、この度、CD−R(追記型コンパクトディスク)の供給能力につきまして、現在の600万/月を1,100万枚/月に拡大することに致しました。

 CD−Rは、一度だけ書き込みのできる追記型のコンパクトディスクで、全世界での需要は、昨年で1億8千万枚でしたが、今年は5〜6億枚に達するとみられ、更に来年は8〜10億枚に達するとみられているなど、ここ数年で飛躍的な伸びが予測されております。
 弊社は、現在、シンガポールの三菱化学インフォニクス社で420万枚/月、アイルランドの三菱化学インフォニクス・アイルランド社で180万枚/月と合計600万枚/月の製造能力を擁しておりますが、全世界での需要が飛躍的に伸びるなか、CD−Rの供給体制について設備の新設等を含めて種々検討して参りました。その結果、今般、台湾のCMCマグネティック・コーポレーション社(本社:台湾台北市、社長:翁 明顕)に対して500万枚/月の生産を委託することにより、供給能力の拡大を図ることとしたものであります。

 CMCマグネティック・コーポレーション社は、FD(フロッピーディスク)、ビデオ・テープ、CD−Rの製造販売を行っており、FDの生産能力については世界第一位のメーカーです。今回の生産委託により、CMCマグネティック・コーポレーション社は、新たに弊社からの受託生産専用の製造ライン(能力:500万枚/月)を新設し、10月から製造を開始する予定です。同ラインでの製造につきましては、弊社の横浜総合研究所、シンガポール及びアイルランドで培ってきた製造技術を人材とともに持ち込み、弊社の品質基準に基づいた検査を行った上で製品を引き取ることから、従来の弊社製品と同等の品質が保持されます。
(従来からCMCマグネティック・コーポレーション社が保有している既存ラインにつきましては、今回の弊社専用ラインとは全く別個に、引き続きCMCマグネティック・コーポレーション社独自の事業として運営されます。)

今回のCMCマグネティック・コーポレーション社との生産委託契約の締結により、当社はシンガポール、アイルランドに続く実質的に第3の生産拠点を確保したことになり、1,100万枚/月体制となることで、CD−Rメーカーとしてトップレベルの供給能力を有することになります。

 なお、CMCマグネティック・コーポレーション社とは、弊社のアメリカの現地法人である三菱化学アメリカ社の100%子会社であるバーベータム社のリストラの一環として、既にFD、データテープに関する広範な生産委託及び生産設備売却等の業務提携を実施しております。

 弊社は、今後ともこのCD−Rを含めた光ディスク事業をコア事業の一つとして、取り組んで参ります。なお、販売につきましては、国内では、弊社100%子会社である三菱化学メディア社、海外ではバーベータム社を通して行い、ワールドワイドに事業を展開して参ります。
以 上 
[本件に関するお問い合わせ先]
三菱化学株式会社 記憶材料事業部
TEL 03-3283-6631


CMCマグネティック・コーポレーション社の概要

(1)設 立 1978年12月
(2)本 社 台湾台北市
(3)資本金 8,500百万NT$
(4)社 長 翁 明顕
(5)従業員 約750名
(6)事業概要  FD、ビデオテープ、CD−Rの製造販売
(7)売 上 3,023百万NT$


三菱化学の光ディスク事業の拠点について

  水島 シンガポール
(MCI)
アイルランド
(MCII)
台湾
(CMC委託)
MO 100
CD−R 420   180   500
CD−RW 80   (40)*1
DVD−R 20  
DVD(書換型) (20)*2
単位:万枚/月
 MCI:三菱化学インフォニクス社
 MCII:三菱化学インフォニクス・アイルランド社
   *1 本年10月に竣工予定
   *2 来春竣工予定


バーベータム社FD及び磁気テープ工場の売却について

1.売却した工場 (1)チェサピーク(バージニア州)のFD組立工場
(2)サニーベール(カルフォルニア州)のFD、磁気テープ塗布工場)
(3)ティファナ(メキシコ)の磁気テープ組立工場
2.売却先 CMCマグネティック・コーポレーション社
3.売却の時期 8月28日
4.バーベータム社の今後の事業
記録メディアの販売を中心に日本以外の全世界で販売活動を展開する。
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