| 平成9年6月12日 |
 |
| 液晶用カラーフィルターの製造販売会社を設立 |
 |
三菱化学株式会社
旭硝子株式会社 |
 |
三菱化学株式会社(本社:東京、社長:三浦 昭)と旭硝子株式会社(本社:東京、社長:瀬谷博道)は、北九州市八幡西区黒崎において、カラー液晶パネルの部材として使用されるカラーフィルターの製造販売会社「アドバンスト・カラーテック株式会社」を合弁で設立することでこのほど合意しました。
液晶用カラーフィルターは、カラー液晶パネルを構成する重要部品のひとつで、透明なガラスの基板の上に、赤・緑・青の顔料を含む微小な樹脂膜を規則的に配列したものです。現在の市場規模は約1,000億円で、2000年には約2,000億円の市場まで成長するものと見込まれています。カラー液晶パネルは軽量・薄型・省電力の表示素子として、ノートブック型パソコン向けを中心に、携帯表示端末やカーナビゲーションシステム、ゲーム機器などの多彩な用途に使用されており、その需要は年々拡大の一途を辿っています。最近はカラー液晶パネルのサイズも大型化し、デスクトップパソコンモニターとしての用途も広がってきており、21世紀にはディスプレイの主役になると予測されています。
三菱化学株式会社は、長年にわたる化学素材の製造に関する技術の蓄積や経験を基に、カラーフィルター用としての樹脂や顔料の材料開発を続けてきています。平成6年からは、これらの材料を使用したカラーフィルター
を製造するための生産技術の開発にも着手し、黒崎事業所内に設置したパイロットプラントで試作を重ねてきました。一方、旭硝子株式会社は、液晶素子の草創期からガラス基板の供給を開始し、現在ではTN、STN液晶用のソーダガラス基板や透明電導膜付きガラス基板のみならず、TFT液晶用の無アルカリガラス基板や金属膜付きガラス基板など、液晶用ガラス材料を総合的に供給する素材メーカーとなっています。
両社ともに、液晶用カラーフィルター事業は今後の大きな伸びが期待できる成長分野であるとの認識で一致し、両社の持つ材料技術や生産技術の蓄積を最大限に活かして市場に参入することが望ましいとして、今回合弁事業を行うことで合意しました。新会社の出資比率は、三菱化学
50%、旭硝子 50%で、資本金は30億円の予定です。
なお、「アドバンスト・カラーテック株式会社」の設立は平成9年6月、着工は7月上旬、営業運転開始は平成10年夏の予定です。新会社は、北九州市八幡西区黒崎の三菱化学黒崎事業所の敷地を借受けて工場を建設します。
新会社の総投資額は約100億円の見込みで、平成10年初年度(8ヶ月間)の売上げは、約40億円、次年度は約100億円を目標にしています。
|
 |
| 以 上 |
| [本件に関するお問い合わせ先] |
 |
三菱化学株式会社 広報調査室長 加賀美 邦広
TEL 03-3283-6274 |
旭硝子(株) 広報部長 井本 健一
TEL 03-3218-5243 |
|
| (1)本社所在地 |
福岡県北九州市八幡西区黒崎 |
| (2)工場所在地 |
同 上 |
| (3)社 長 |
広田 郁夫(旭硝子) |
| (4)資 本 金 |
30億円 |
| (5)出資 比率 |
三菱化学(株) 50% 旭硝子(株) 50% |
| (6)従 業 員 |
約100名 |
| (7)設 立 |
平成9年6月 |
| (1)液晶用カラーフィルターの構造 |

|
| (2)液晶用カラーフィルターの製造工程 |
ガラス基板投入
↓
BM(ブラックマトリックス)形成
↓
カラー(R.G.B.)形成
↓
保護膜形成
↓
ITO(透明電導膜)成膜
↓
検査 ・ 出荷 |
|