掲載されているニュースについてのお問い合わせ先
三菱ケミカルグループ コーポレートコミュニケーション本部 電話:03-6748-7140

ニュースリリース
過去のリリース
ダウンロード
ニュースリリース
ニュースリリース 1997
営業の概況
自 平成8年4月 1日
至 平成9年3月 31日

 当期における日本経済は、堅調な民間設備投資や住宅投資の増加に支えられて回復基調をたどりましたものの、個人消費や公共投資の伸び悩みにより、その足取りは緩慢なものでありました。
 当社連結グループの事業環境につきましては、需要は概ね堅調でありましたが、石油化学製品の価格低迷とナフサ等原料価格の高騰の影響を受けるなど、厳しい状況で推移いたしました。
 このため、当社及び連結グループ各社は、営業力の強化に努めるとともに、経営各般にわたる一層の合理化・効率化によるコスト削減に取り組んでまいりましたが、製品価格の適正化の遅れなどにより、当期の連結決算は、売上高は1兆7,322億円(前期比5.1%増)となりましたものの、営業利益は258億円(前期比59.3%減)、経常利益は109億円(前期比69.3%減)となりました。また、当期損益につきましては、事業再編に伴う損失を特別損失に計上したこと等により119億円の損失となりました。

部門別の状況

(1)石油化学部門
 スチレンモノマーは、海外市況の低迷により厳しい状況となりました。ポリエチレン、ポリプロピレンは、需要は堅調でありましたが、原料価格高騰分の価格転嫁が遅れ、低水準を脱するには至りませんでした。塩化ビニル、テレフタル酸は、市況の低迷により売上げは減少いたしました。
 以上の結果、石油化学部門の売上高は6,190億円と前期とほぼ同水準でありましたが、損益面では43億円の営業損失となりました。

(2)炭素アグリ部門
 コークスは、国内向けを中心に堅調でありました。肥料は、農作物の輸入増、減反強化等の影響により減販となりました。工業用ガスは、前期並みの水準となりました。
 以上の結果、炭素アグリ部門の売上高は2,291億円(前期比3.8%増)、営業利益は105億円(前期比17.3%増)となりました。

(3)機能商品樹脂加工品他部門
 電子写真感光体は、米国での販売は好調でありましたが、国内市況の低迷により売上げは減少いたしました。ハードディスクは、好調なパソコン需要等を背景に好調裡に推移いたしました。光ディスクは、拡販に努めました結果、大幅に売上げを伸ばしました。フロッピーディスクは、米国での需要の落ち込み等により、売上げは減少いたしました。医薬品は、大幅に売上げを伸ばしましたが、樹脂加工品は、概ね前期並みの水準となりました。
 以上の結果、機能商品樹脂加工品他部門の売上高は8,840億円(前期比9.2%増)、営業利益は195億円(前期比6.3%減)となりました。

次へ
back to top