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ニュースリリース 1997
平成9年3月5日
CD−RWの発売について
三菱化学株式会社
 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区 社長:三浦 昭)は、本年4月10日からCD−RWの出荷を開始いたします。価格はオープン価格の予定です。
 同種の製品に、近年急速に需要が拡大しているCD−R(CD-Recordableの略。追記型コンパクトディスクともいう。)がありますが、これは一回だけ書き込みが可能なコンパクトディスクです。CD−RWは、 CD-ReWritable(リライタブル)の略で、CD−Rと異なり約1000回書換えが可能なコンパクトディスクです。CD-Rと同様 CD-ROMタイトル制作時のマスター制作のほか、書換えが可能なことからコンピュータのストレージメディアとして個人用途の拡大も期待されております。当社は、昨年 10月23日、株式会社リコー、ソニー株式会社、フィリップス社、ヒューレット パッカード社と共同でその技術仕様を発表し、その後も発売に向け着々と準備を進めておりましたが、このたび発売の運びとなりました。

CD−RWは、CD−ROMやCD−Rと反射率が異なるため、現状のCD-ROMドライブでは読み込み不能ですが、若干の仕様変更により対応できることから、今後上市される多くのCD−ROMドライブはCD−RWの読み込みが可能となる予定です。一方、CD-RWのドライブは、CD-ROMの読み込みはもちろんのことCD-Rの書き込みも可能です。また、今後発売されるDVD−ROMドライブでもCD-RWは読み込むことができます。これらの特徴からCD−RWは来るべきDVD時代へのブリッジメディアとして、大いなる需要が見込まれます。

当社のメディアの特徴は、ドライブメーカーとの技術協力により完全に互換性が取れているところにあり、今後は、上市が見込まれる高速書き込みドライブにも対応していく予定です。

当社は、記憶材料の総合メーカーとして確乎たる地歩を築くべく、年末までに4系列月産80万枚の製造設備を、シンガポールの100%孫会社三菱化学インフォニクス社にて建設中ですが、このうち1系列月産10万枚については今春に稼働を予定しております。今回の上市は、水島事業所の試作設備(月産1万枚)を用いた発売となります。
以 上 
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