| 平成9年2月5日 |
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新日本製鐵株式会社と三菱化学株式会社のシステム共同開発
他社特許審査経緯監視システム『PWATCH(ピーウォッチ)』の販売開始ついて |
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| 新日本製鐵株式会社 |
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新日本製鐵株式会社(本社 東京都千代田区大手町2-6-3 代表取締役社長今井 敬/以下、新日鉄)は、この度三菱化学株式会社(本社 東京都千代田区丸の内2-5-2 取締役社長 三浦 昭/以下、三菱化学)の協力を得て、他社特許審査経緯監視システムを開発し、『PWATCH(ピーウォッチ)』の商品名で販売を開始いたします。
新日鉄は、特許庁が発行するCD-ROM公報を活用した、特許公報データベースシステム『PSEARCH/DB』を平成5年より開発/販売しており、特許情報システムの開発についてのシステム化技術を有しておりますが、さらに特許情報管理に関するシステムの拡充を検討してまいりました。そのような新日鉄の計画に対し、三菱化学が必要機能および特許管理ノウハウを提供し、昨年から新日鉄がシステム開発を進めてまいりました。このたびシステム開発が完了し、三菱化学社内での利用が開始されると同時に、新日鉄のエレクトロニクス・情報通信事業部が『PWATCH』という製品名でシステム販売を行います。
『PWATCH』は、競合企業が出願した特許の審査経過情報や第三者からの中間手続・異議申立および審判過程などの審査・審判経緯について、最新の情報をデータベースにて管理することができます。これにより、異議申立や無効審判などによる他社特許の取消・無効化や、ライセンス取得交渉、あるいは研究開発の軌道修正などについて迅速かつ的確な対策の立案に関する情報の取得が可能となります。
『PWATCH』は、財団法人日本特許情報機構が販売する審査・審判の中間記録データをサーバ上のシステムに入力し、特許担当者や技術者などの社内エンドユーザが手元のパソコンから自由に最新の状況を検索・閲覧することが可能なクライアント・サーバ型のシステムです。本システムでは、技術部門での問題特許の発見から管理部門への監視依頼、そして最新情報の依頼元への提供などの業務に関するほとんどの処理をペーパーレスで行える等のワークフロー的な機能により、監視業務の効率化を実現します。 さらに、本システムでは、データベースの管理項目として、組織名や社内分類など自社固有の情報を付加して管理することが可能です。また、各種画面やデータベース化したい項目については、企業ごとの管理業務に合わせたカスタマイズ要求に柔軟に対応できるソフトウェア構成になっています。データベースソフトとして、リレーショナル・データベース『ORACLE』を採用し、クライアントには、マイクロソフト社のWindowsを利用しています。また、ネットワークとしてはTCP/IPを利用するなど、業界標準の技術を利用した拡張性に優れたシステムです。なお、新日鉄はすでに販売している特許公報データベース『PSEARCH/DB』とのシステム連携により、CD-ROMで入手した公報を利用した他社特許調査による問題特許の発見から、今回の『PWATCH』による継続的な監視など、今後も企業における特許情報管理を統合的に支援するシステムを拡充させていくことを計画しています。
・「ORACLE」は、米国ORACLE Corp.の登録商標です。
・「Windows」は、米国Microsoft Corp.の商標です。
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| 以 上 |
| [本件に関するお問い合わせ先] |
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新日本製鐵株式会社 エレクトロニクス・情報通信事業部システム商品部
技術情報システムグループ 担当:新谷 享
TEL 03-3283-6274
FAX 03-5352-2445 |
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