三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区 社長:三浦 昭)とドイツBASF社(本社:ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)の両社は、今般、韓国・蔚山(ウルサン)における1.4ブタンジオール(1.4BG)とテトラハイドロフラン(THF)の事業化に関し、Letter
ofIntent(意向書)を締結し、フィジビリティースタディー(FS)を開始することに合意いたしました。
今回の計画は,アジアにおける1.4BG関連製品の旺盛な需要に対応するためのもので、当社の独自技術であるブタジエン法の技術をBASF社にライセンスし、BASF社が同社の蔚山敷地内で1.4BG/THF併産の製造設備(年産能力50,000トン)を1999年はじめに完成予定で建設し運転するものです。
製品につきましては,当社は長期的にその一部を引き取り、独自に販売する権利も保有することとなります。また,BASF社は同敷地内で年産能力 20,000トンのP-THF設備の1998年稼働開始を予定しており,本計画は同社にとって,この原料確保の意味もあります。
三菱化学は,現在,四日市事業所で1.4BG/THFの生産を行うと同時に(年産能力40,000トン )、PTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)・PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの川下製品も生産しており,また水島事業所で生産を行っている無水マレイン酸とその誘導品であるガンマーブチロラクトン(GBL),N-メチル-2ピロリドン(NMP)と共にブタジエン,ブタンを原料とするC4誘導品事業の一環として強化を図ってきました。
BASFは,ルートヴィヒスハーフェン(ドイツ)とガイスマー(アメリカ)で1,4BGを生産しており(年産能力 255,000トン=2箇所トータル)、アジア地区では,出光石化との合弁会社・出光BASF(千葉)で1.4BGを(年産能力
25,000トン)、BASFジャパン(四日市)でTHFを(年産能力 16,000トン)それぞれ生産しています。
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