| 平成27年4月1日 |
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三菱化学株式会社 社長 石塚 博昭 2015年入社式挨拶(要旨)
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三菱化学株式会社
【強靭な体力があり持続的に成長し続ける会社への転換】
世界経済は、現在、米国を中心に全体として堅調に推移しているが、同国の政策金利の行方、中国経済の成長率鈍化、中東などの政情不安、原油価格低下の負の影響等、見通しづらい状況にある。一方、こうした状況にあるものの、日本経済は、原油安、米国経済の好調や円安等により消費増税後の落ち込みから回復している。
その中にあって、三菱化学グループは、損益面では原油価格の低下に伴う一部石化製品に多額の在庫評価損が発生するなど、外的要因に影響を受けやすい状態から脱していない。強靭な体力があり、持続的に成長し続ける会社へと変わるべく取り組んでいる。また、化学技術を核として「省エネルギー」「省資源」「環境負荷低減」を実現する会社でありたいと考える。
【プロとして、変化の原動力となれ】
新入社員の皆さんには、それぞれの持ち場で一流のプロになって貰いたい。メーカーはさまざまな部署と人が関わっており、どの機能が欠けても会社は強くはなれない。どの部署に配属されてもどの仕事にも全力で取り組んで、一流のプロとなってほしい。そして、各部署での変化の原動力となってほしい。化学産業は、「化学技術」をコアにして、社会に新しい価値を創出する産業であり、変わり続けることが宿命である。失敗を恐れずに挑戦し、会社に変化のきっかけを与え続けることが皆さんの役目である。
【グローバルに活躍する人材となれ】
グローバルとは多様性と考える。コミュニケーション手段としての高い語学力に加え、多様な文化や価値、思考等を理解し、認め、受け入れ、尊重する、そのうえで国内外のビジネスを進められる人になってほしいと考える。皆さんも、それぞれの個性を大いに発揮し、尊重し合いながら真にグローバルに活躍する人材へと成長してほしい。
【新入社員へのメッセージ 〜人間万事 塞翁が馬〜】
「人間万事 塞翁が馬」。
この故事は、一般的には「人生には幸せの状態と不幸な状態が交互に巡ってくるので、幸不幸は予測がつけられず、定まりがたい」という思想を示しているとされるが、私は、もっと深い解釈があると思う。それは「目の前で起きたことには、どんなに困難でつらくても目を背けず、考え抜いて諦めずに為すべきことを全力で進めれば、必ず道は開け局面を変えることができる。また一方で、物事が順調な時こそ、最悪の事態を想定してそれに備えなければならない」ということだ。これからの会社生活や人生の中でいろいろな困難に直面することと思うが、是非この「人間万事 塞翁が馬」を教訓として、タフネスとバイタリティを持って乗り切ってほしい。
以上
(ご参考:出席新入社員数 54名)
[本件に関するお問い合わせ先]
株式会社三菱ケミカルホールディングス 広報・IR室
TEL 03-6748-7140
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