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ニュースリリース 2015
平成27年1月26日
中国での赤色蛍光体に関する特許侵害訴訟提起について
三菱化学株式会社

 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石塚 博昭)は、2015年1月23日、煙台希爾徳新材料有限公司(英語名:Yantai Shield Advanced Materials Co.,Ltd.)および米国Intematix Corporation(以下「Intematix社」)に対し、独立行政法人物質・材料研究機構と当社とが共有する赤色蛍光体に関する基本特許(中国特許第ZL201110066517.7号等、以下「本特許」)を侵害しているとして、中国における蛍光体製品の生産および販売等の侵害行為の差し止めと損害賠償を求める訴訟を、深圳(セン)市中級人民法院に提起いたしました。

 本特許(注1)は、通称CASN、SCASN又は1113蛍光体(注2)と呼ばれる窒化物系の赤色蛍光体およびそれを用いたLED、照明器具やLCDバックライト等に関するものであります。CASNおよびSCASN蛍光体は、高い輝度と信頼性からLED用として広く使用されている赤色蛍光体であり、当社が製造販売している当該赤色蛍光体は、LEDメーカー各社より多くの支持、評価を頂いているものです。

 なお、Intematix社については、韓国においても本特許に対応する韓国特許を用いた特許侵害訴訟が二審係属中です。同訴訟の一審については、2013年2月5日付にてソウル中央地方法院が同社の特許権侵害を認め、韓国への輸入および販売差し止めを命じる判決を下しています。

 今回の提訴は、長年中国で積極的に投資、事業展開を行ってきた当社にとって重要な知的財産を法により守るためであり、これにより、蛍光体産業の健全な発展と秩序維持に貢献できると考えております。今後も、他社が当社特許を侵害する製品を実施するようなことがあれば、当社としてはこれを看過することなく、適正な対応を取る所存です。

(注1)
 当社はCASN、SCASN蛍光体に関し、本件特許以外にも多数の関連特許を保有しております。

(注2)
 CASN、SCASN:CaAlSiN3:Eu等を基本組成とする蛍光体

以上

[本件に関するお問い合わせ先]
株式会社三菱ケミカルホールディングス 広報・IR室
TEL 03-6748-7140
 
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