シュガーエステルの製造能力増強について
三菱ケミカル株式会社
三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀 昌之、以下「当社」)は、このたび、福岡事業所(福岡県北九州市)において、シュガーエステルの新たな製造工場を建設することを決定しました。
シュガーエステルは、ショ糖と植物油脂由来の脂肪酸を主原料とした乳化剤で、水分と油分を均一に混合させる機能を有し、食品の加工や流通保管時の品質維持に役立つ製品です。飲料(缶コーヒーなど)、乳製品(ホイップクリームなど)、菓子類(ケーキやチョコレートなど)といった加工食品をはじめとした幅広い分野で使用されています。
近年、国内食品メーカー向けの安定した需要に加え、中国を中心とした海外需要が著しく伸張しており、今後も一層の成長が期待されます。当社は現在、三重事業所(三重県四日市市)においてシュガーエステルを製造していますが、増加する需要に対応するとともにサプライチェーンの強化を図るため、下記のとおり福岡事業所に新系列を設置することといたしました。
記
1. 立 地 三菱ケミカル株式会社 福岡事業所
2. 製造能力 2,000トン/年
3. 着工時期 2021年6月
4. 稼働時期 2023年夏(予定)
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