三菱ケミカル株式会社

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀 昌之、以下「当社」)は、当社の軽金属事業の譲渡について、寧波江豊電子材料股份有限公司(本社:中華人民共和国浙江省余姚市、董事長:姚力軍、以下「KFMI社」)及びKFMI社グループである同創普潤(上海)机電高科有限公司(本社:中華人民共和国上海市、董事長:姚力軍、以下「TCPR社」)との間で合意しましたので、お知らせいたします。2021年4月を目途に譲渡する予定です。
また、軽金属事業のうち本譲渡の対象外である金型材「KNシリーズ」の製造販売について、本譲渡にあわせた撤退を検討しております。


KFMI社及びTCPR社は、半導体や液晶用のスパッタリングターゲット材メーカーで、特にアルミ製ターゲット材では世界トップクラスの地位を有します。世界の高純度アルミ業界にも精通する同社は、当社の軽金属製品の長年の取引相手でもあります。


当社は、三菱ケミカルホールディングスグループの中期経営計画「APTSIS 20」に基づき、ポートフォリオマネジメントの強化に取り組んでおります。今般、自社事業の上流に位置する事業の買収及び日本での拠点獲得による事業強化を企図するKFMI社及びTCPR社との間で、本事業の譲渡につき合意に至ったものです。


以上

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