三菱ケミカル株式会社

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀 昌之、以下「当社」)は、当社のトリアセテート繊維「ソアロン®」とジアセテート繊維の「リンダ®」原糸(以下、それぞれ「ソアロン」、「リンダ」)が、繊維業界における環境保全、労働者・消費者の観点で持続可能なサプライチェーンを経た製品に付与される認証である「Bluesign®」を取得いたしましたので、お知らせいたします。

 

Bluesign®とは、スイスに拠点を置くBluesign Technology社が運営管理している認証です。繊維製品の各生産段階で使われる糸や染料・添加剤、織布などの材料から、人の健康や環境に悪影響を与えると考えられる全ての物質の除去を目的としており、テキスタイル業界で最も厳格な認証の一つと言われています。この度の認証取得においては、当社のソアロン原糸・リンダ原糸が、サステナビリティに配慮し、環境保全や労働者・消費者に対する安心・安全性という観点で優れた原糸素材であることが評価されました。

 

ソアロンは、木材パルプを原料とする半合成繊維で、その原料は持続可能な形で適切に管理された森林から調達しています。2017年には製造拠点である富山事業所フィラメント工場がFSC-COC森林認証を取得しており、国内のみならず、海外でもサステナブル素材として注目されています。

 

当社は、三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる「KAITEKI」の実現に向け、引き続き国内外に向けてアセテート繊維のサステナビリティを訴求し、循環型社会の構築に貢献してまいります。

 

  三菱ケミカルホールディングスグループのオリジナルコンセプトで、「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表します。

 

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