三菱ケミカル株式会社

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智仁、以下「当社」)は、当社が保有するバイオマス原料由来ポリエステル(以下「本製品」)に係る基本特許(EP1882712B関連ファミリー、以下「本特許」)について、この度、東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣)とライセンス契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

ライセンス対象の本製品は、再生可能なバイオマス原料を用いたPTT(ポリトリメチレンテレフタレート)やPET(ポリエチレンテレフタレート)を指し、繊維をはじめ様々な用途が見込まれており、従来の石油由来の製品と比べ、温暖化ガスの排出量を抑えることができます。
当社が保有する本特許は、バイオマス原料由来の高品質ポリエステルそのものに関する物質特許で、製造販売など事業を行ううえで必要な基本特許となります。当社は、これまでに日本のみならず米国、欧州、中国で特許登録を完了しております。

当社は、本特許以外にもバイオマス原料由来の製品に関する特許を数多く保有しています。今後、環境負荷の低いバイオマス原料由来の製品を普及させるために、自社事業の拡大だけではなく、外部との協業やライセンス供与を積極的に推進させることで、持続可能な新炭素社会の維持に貢献してまいります。

以 上


掲載内容は発表日現在のものです。その後、内容が変更になる場合がありますので、予めご了承ください。