プロダクトスチュワードシップ

三菱ケミカル株式会社

基本方針

製品のライフサイクル(原材料調達、製品開発、生産、物流・販売、使用・循環型経済・廃棄)のすべてにおいて、ステークホルダーと協働して人々の健康・安全と環境を守ることは、私たち三菱ケミカルの責務です。
三菱ケミカルは、KAITEKIの実現をめざす企業理念のもと、レスポンシブル・ケア活動を推進するなかで、その基盤となる取り組みの一つであるプロダクトスチュワードシップ活動、つまり責任ある製品管理として、当社製品のライフサイクルの段階ごとの安全管理に努めます。またステークホルダーには、製品のリスク情報を積極的に提供し、適切な管理に向けての対話を行うとともに、品質保証および安全保障貿易の観点を加え、当社製品をお客様に適切に利用いただけるよう努めます。

三菱ケミカルにおけるプロダクトスチュワードシップの取り組み
三菱ケミカルにおけるプロダクトスチュワードシップの取り組み
■ コミュニケーション
当社の製品が、ライフサイクルの各段階で適切に取り扱われるように、製品の安全な使用と潜在的な危険性に関して、顧客、規制当局を含む内外のステークホルダーとのコミュニケーションを推進します。
■ 原材料調達
原材料調達にあたっては、調達先の健康・安全と環境を守る取り組みや社会的責任を重視するとともに、お取引先様を通じて調達原材料の安全性に関わる情報収集に努めます。
■ 製品開発
全ライフサイクルを通じて健康・安全と環境に及ぼすリスクをゼロもしくは最小化し、価値ある製品の開発に努めます。
■ 生産
生産プロセスの改良や、人の健康と安全を最優先とする企業文化を育むことによって、従業員や地域住民の健康・安全を確保します。そして化学物質による環境汚染の防止と消費エネルギーの削減、リサイクルの支援、廃棄物の適切な管理を通じて、環境負荷の最小化に取り組みます。
■ 物流・販売
製品の安全性と適切な取り扱いに関わる情報を、当社製品の保管、輸送、流通、販売および使用に関わるビジネスパートナーに確実・詳細に伝えるとともに、必要に応じて取り扱いの追加支援等、適切な対応を実施します。
■ 使用・循環型経済・廃棄
製品を安全に使用いただけるように、また製品のリサイクル・リユースと適切な廃棄をサポートするために、ビジネスパートナーとともに必要な関連情報を提供します。

これらの取り組みは「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM*1)」に沿ったものです。プロセス安全と防災、労働安全と健康、環境保全、化学品と製品の安全、物流の安全に加えて、製品のライフサイクルにわたる「リスクベースの化学物質管理」を通じてKAITEKIの実現をめざしています。

  • *1SAICM(Strategic Approach to International Chemicals Management):2006年の国際化学物質管理会議において取りまとめられ、国連環境計画(UNEP)において承認された国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ。

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