東海事業所(塩浜地区・川尻地区・大治田地区)
三菱ケミカル株式会社
概要
東海事業所(塩浜地区・川尻地区・大治田地区)は、日本初のコンビナートである四日市で操業を開始し、近年は、石化誘導品事業の再編が行われ、中規模石化製品と機能商品を主力とする事業所へ変貌を遂げています。
また、自動車・半導体・ディスプレイ産業の一大集積地である中部圏の恵まれた立地を生かし、多彩な商品を生み出す機能商品開発型の事業所をめざしています。
操業開始 | 1951年6月 |
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従業員数 | 約3,200名(グループ会社含む) |
敷地面積 | 約200万m2 |
主要製品
化学品
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アクリル酸/アクリル酸エステル
高吸水性樹脂原料、塗料、接着剤
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1,4BG(1,4-ブタンジオール)
ウレタン樹脂原料、靴底
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カーボンブラック、合成ゴム
タイヤ補強剤・原料、インキ、塗料、樹脂着色、導電性付与材
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PTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)
スパンディックス(弾性繊維)原料
樹脂
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PET(ポリエチレンテレフタレート)
ポリエステルフィルム原料(フラットパネル・ディスプレイ、電気・電子部品)
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PBT(ポリブチレンテレフタレート)
コネクター、電装部品、食品・医療容器
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ポリプロピレン
自動車用樹脂部品(樹脂製バックドア)
[開発研究の中心地]
[製造は他拠点]
機能商品
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ポリイオン
コーティング材
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エポキシ
半導体封止材用樹脂
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ケミカルトナー
業務用コピー機及びプリンター用トナー
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機能性樹脂
エアバッグカバー、通信ケーブル被覆、ペングリップ、点滴筒、注射器ガスケット
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シュガーエステル
ケーキ用起泡剤、缶コーヒー等の乳化剤
沿革
1951年 | 日本化成工業株式会社 四日市工場発足(のちの三菱化成株式会社) |
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1952年 | モンサント化成工業株式会社 四日市工場発足(のちの三菱モンサント化成株式会社) |
1952年 | 日本化成工業株式会社が三菱化成工業株式会社へ社名変更 |
1958年 | モンサント化成工業株式会社が三菱モンサント化成株式会社に社名変更 |
1959年 | 三菱油化株式会社 四日市工場発足 |
1988年 | 三菱化成工業株式会社が三菱化成株式会社へ社名変更 |
1992年 | 三菱化成株式会社が三菱化成ポリテック(旧三菱モンサント化成)株式会社を合併 |
1994年 | 三菱化成株式会社と三菱油化株式会社が合併し、三菱化学株式会社 四日市事業所発足 |
2017年 | 三菱ケミカル株式会社 四日市事業所に社名変更 (三菱化学株式会社・三菱樹脂株式会社・三菱レイヨン株式会社が合併) |
2019年 | 三菱ケミカル株式会社 三重事業所に事業所名変更 |
2023年 | 三重事業所と愛知事業所を統合し、東海事業所に改名 |