事例
Case study
スポーツ・レジャー
スポーツ、レジャー分野において、炭素繊維複合材料（CFRP）は軽くて強いという特性を生かし、幅広い用途で使用されています。
部位に合わせた設計で炭素繊維を使用することにより、さらなる性能向上が図ることができます。
これにより、あらゆるアスリートのパフォーマンス向上に貢献しています。
ここでは自転車及び釣り竿の適用例をご紹介します。
自転車
～従来のアルミフレームに対し、約30％近い軽量化を実現～
- 高剛性かつ軽量
- 振動減衰性
- 疲労強度が高い
「健康」や「環境」をキーワードに近年、自転車が世界的にブームになっています。設計技術などの進歩とともに、炭素繊維の使用が広がり、従来使用されていたアルミフレームに対して、約30％近い軽量化が実現しています。ロードバイクやマウンテンバイクへの採用が広がっています。
釣り竿
～軽さ・高剛性・高感度の実現でさらなる釣りの楽しさへ貢献～
- 軽量かつ高剛性
- 振動減衰性による細かな振動感度のよさ
- 豊富な弾性率グレードによる釣り竿設計ごとに必要とされる剛性付与（しなり、曲がりなど）
従来竹や金属材質で長尺で重いとされてきた釣り竿は、炭素繊維の活用により、劇的な軽量化を実現しました。繊細な振動の感度や適度な竿のしなりが魚の取り込みには重要なため、炭素繊維はそれらの必要物性を実現することができます。
