事例

Case study

圧力容器

炭素繊維をスチール、アルミ、プラスチックの容器に巻き付けることで、
容器の高圧化が可能となり、従来の金属製容器に比べ、大きな軽量化効果があります。
例えば、従来のスチール製タンクに比べて3分の1程度の重量で同じ充填圧力の容器を作ることが可能です。
プラスチック容器に炭素繊維を巻き付けるTYPE4と呼ばれるタンクにおいては、その設計において高強度の炭素繊維が必要とされます。
当社の製造する炭素繊維は高強度かつ物性のばらつきが少ないという特徴があり、
より少ない炭素繊維で容器を補強することが可能となり、容器の軽量化を実現することが可能です。
ここでは車載・輸送/貯蔵用に使用される圧力容器の適用例を紹介します。

圧力容器
圧力容器

車載用
~自動車の軽量化を実現~

炭素繊維で容器を補強することで、従来品に比べてガスの充填圧力を高めることが可能です。圧縮天然ガス(CNG)トラックやバスにおいては、重量の増加を抑えながら大容量化することが可能となり従来品に比べて走行距離を増やすことが可能です。また、今後の発展が期待される燃料電池車にはより高圧な水素タンクが搭載されるため、当社の高品質・高強度な炭素繊維に対するニーズが拡大しています。

輸送/貯蔵用
~水素社会実現に貢献~

水素社会実現のためにはそのサプライチェーン確立が急務となっております。そのための、水素ステーション用蓄圧機や水素トレーラー用輸送容器の需要が拡大しています。トレーラー用としては軽量化を実現、ステーション用においては容器レイアウトの自由度を高め設置面積を縮小化するなど、水素の運搬・貯蔵効率を向上のために炭素繊維を使用した高圧容器へのニーズが高まっています。

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